北海道での営業時代:20代男性の経験談
これは今から7年前の真冬に僕が実際に体験した話です。
僕は北海道で営業の仕事をしていて、
その時僕は仕事で男の先輩と女の後輩と3人で車で旭川から留萌に向かうところでした。
時間は夜の10時頃だったと思います。
運転席に先輩、助手席に僕、運転席の後に後輩、という感じで座っていました。
移動距離も長く、後輩はすでに寝ていて僕と先輩は2人で話をしながら車は進んでいました。
走行中、道はカーブもある一本道になっていて、周りは家や建物、
街灯すら一切なく左右は林になっていました。
雪も降っていて安全運転で長時間進んでいました。
周りは何もなく、車のライトを消すともはや何も見えないような真っ暗な状態でした。
僕は先輩と話をしながら前を向いていたのですが、
車のライトで左前にぼんやりと白いモノが見えました。
車が進んでいくに連れて、僕はその物体が人だということに気づきました。
先輩もそれに気づいたのか、車内での会話は止まりました。
左前に立っているのは女でした。
真っ暗な髪の毛で顔は見えませんでしたがうつむいている状態、
身長は180cm程で白い着物を着ており、足は見えませんでした。
僕は生まれて初めて幽霊を見ました。
その幽霊の真横を通った後に左のサイドミラーを見てもずっとうつむいたままでした。
先輩も見たようで表情は固まっていました。
真冬のまわりに何もない一本道に、生きてる人間がずっとうつむいたまま立っているのは考えられません。
車で目的地についたあともしばらく頭から離れませんでした。
その後は何日間かは何もありませんでした。
この経験で一つ言えるのは、心霊スポットなどはやはり行かない方が良い、
ということです。
実際に見ると本当に怖いです。頭から離れません。
そして幽霊はついて来ます。
以上が僕の心霊体験でした。