台所:20代女性の体験談
あれは確か、私が小学生の頃です。
ある夜のことなのですが、私はいつも通り、家族とご飯を食べたり、
テレビを見たりと、くつろいでいました。
何をしに行ったのか忘れてしまいましたが、台所へ行きました。
台所は少し暗いので、電気を付けました。
そして、ふと、台所の窓を見ました。
するとそこには、ぼさぼさの長い髪の毛の人の影が映っていました。
私は驚いて、誰かを呼びに行きましたが、戻った時にはもう誰もいませんでした。
ちなみに、台所の裏は竹藪で、夜中は誰もいないはずなのです。
私は、当時、山姥が下りてきたのだと思っていました。