写真:30代男性の体験談
私が高校1年生の秋ごろに体験した話です。
高校の文化際が翌週にあるため浮かれ気分で学校生活を送っていました。
とある深夜、目が覚めると外は大雨が降っていて
ゴォーっという音が物凄く大きく響いていました。
ふと天井の豆電球付近に目をやったときに、何かこちらを見ている気配がして気味が悪く、
携帯のカメラで写真(フラッシュ)を撮り、そのまま寝付きました。
朝目覚めると頭が痛く、38度以上の熱がありました。
そしてその後、40度、42度と熱は下がるどころが上がる一方で、
母が救急病院に行こうと、真夜中、病院へいきそのまま入院。
インフルエンザや細菌性の病気か、検査してみても原因は分かりませんでした。
4日ほど入院しても熱は下がらず、もっと大きな病院へ転院しようかと医者からも勧められました。
高校の文化祭は終わってしまい、友人からのメールを確認しているとき、
ふと、熱がでる直前に寝室の部屋で写真を撮ったなぁと思いだし、
保存されている写真を見てみました。震えが止まりませんでした。
髪の長い真っ白な女性が、寝室の天井に映っていて、不気味に笑っていました。
フラッシュをたいていたので顔が真っ白で、こちらに手を伸ばそうとしているかのような写真でした。
怖くて怖くて、その写真をすぐに消去し、
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」と頭のなかで叫び続けました。
翌日以降、熱が下がり、3日後に退院できました。その話を母と姉にすると、
写真を撮った当日、大洪水で1人、若い女性が亡くなったそうな、、、
非常に怖い心霊体験でした。