心配なつむくま

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低コストでこのクオリティはすごい:パラノーマル・アクティビティ(2007年)

パラノーマル・アクティビティ(2007年)

基本情報

配給:プレシディオ

監督:オーレン・ペリ

出演者:ケイティー・フェザーストン、ミカ・スロート

 

 

映画の概要

あるカップルが住む家で起きた不思議な超常現象を、

ホームカメラで捉えた様子を映す。

主に寝ている間の深夜の映像がながれ、第〇日目というように物語は進んでいく。

悪魔祓いをテーマとしたモキュメンタリー作品となっている。

 

映画の感想

シリーズ作の1作目から全てが始まる。

モキュメンタリーということで、あたかも本当に撮影しているかのような

リアルさがより1層怖さをそそらせてくれる。

微かに聞こえる軋みの音や、思いっきりビックなドアがバタンと閉まる音、

など緩急をつけて怖がらせてくるので一時も油断することが出来ない。

 

また、シーツが音もなく膨らんで勝手に萎むというように、

目を凝らして見ていないと気付かないような所にも

現象が起きているのが楽しめる点だと感じる。

 

カメラを扇風機に取り付けてぐるぐると回すシーンは、

いつどこから何が襲ってくるのかわからない恐怖を掻き立てられる。

 

この作品は5作品ものシリーズ化されており、

各作品はそれぞれ別の人物の視点で描かれているが、

必ず背景には同じものが共通していることも恐ろしい。

 

ある1人の女性が発端となり、

その人に関連するひと全員に奇妙な現象が襲いかかる。

 

わたしが1番ゾクッときたのは、

第1シーズンの最後で何者かに殺められた女性が、

別のシーズンでの主人公がタイムスリップしたときに再び出現した点である。

 

時空をワープすると、事の発端となった2人のカップルが住む家に

繋がっているのは鳥肌がたつくらい怖いと感じた。

 

いわゆる映画用の高性能のカメラで撮影しているわけではないので、

映像そのものは安い感じになっている。

それが逆に人工的要素が減っていて怖さを助長してくれる点が魅力だと思う。

 

単純に音声や映像によって怖がらせてくれるのはもちろんのこと、

悪魔祓いの一家という点でストーリー的に非常に作り込まれており

楽しめる作品となっている。

 

 

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