心配なつむくま

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ホラー映画の金字塔:エクソシスト(1973年)

エクソシスト(1973年)

基本情報

配給:ワーナー・ブラザース

監督:ウィリアム・フリードキン

出演者:リンダ・ブレアエレン・バースティンジェイソン・ミラーマックス・フォン・シドー

 

 

映画の概要

少女が悪魔に憑りつかれ、神父が除霊する物語。

 

少女が次第に悪魔の影響力が強くなり最後には完全にのりうつられる。

 

少女を除霊する神父は最終的に自信を犠牲にして少女を助ける。

 

ドキュメンタリータッチで描かれる本作は公開当時と変わらず

現在でも非常に優れたオカルト映画である。

 

映画の感想

いわずも知れたドキュメンタリータッチでホラーを描いた初めての映画。

 

映像のグロテスクさもありスプラッター系の映画のイメージを

持っている人もいるが、実際にこの映画を本当に怖く感じさせるのは

終始ドキュメンタリー風に描かれる演出にあると私は思う。

 

勿論ブレアウィッチプロジェクトのようなモキユメンタリーではないので

観客をだます手法ではなく映画としての演出はしっかりと伝わっているが、

それでもなお怖い。

 

実話(実際にあった事ににインスパイアーされたフィクション)をもとにしている

という事も一層怖さを増長している。

 

映画に使用される音楽、マイク・オーフィールド作曲のチューブラーベル

当初は映画とは一切関係のないものだったが、

映画に使われることで有名になりしかも非常にマッチしている。

 

監督のウィリア・ムフリードキンは、演技にリアリティを求めるために、

俳優のそばでショットガンやけん銃を発射(空砲)し脅したり、

本番直前に平手打ちしたり、現在では考えられない手法で撮影に挑んでいた。

 

公開当初は試写を見た人があまりの恐怖で失神したためカットとなったシーン、

後ろ向きにブリッジしながら階段を猛スピードで降りる

「スパイダー・ウォーク」は伝説。

 

しかし事実は当時の撮影技術では観客に仕掛けが丸見えで

観客が冷めてしまうたCGの技術も発達した後のディレクターズカット版で

念願かなって映画に使われた。

 

何れにせよ、スパイダーウォークは本当に怖い!

 

トラウマもの。

 

私が映画館で観た時には本当に声を上げていた人が結構いた。

 

なんであれ、2000本以上の映画を見てきているがホラー映画で

この一本と言ったら間違いなくエクソシストである。

 

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