深夜の訪問者:30代男性の体験談
ある冬の日、深夜3時を回った頃、寝ていると自宅のチャイムが鳴りました。
しかし、こんな時間に訪ねてくる人もいるわけないですし、
宅配便が届くわけもないので、無視していました。
するとまた5分程するとチャイムの音が。
見に行くと誰も居らず悪質なイタズラだと思い、ベッドに戻り腹を立てていると、
次は窓を平手で叩く音が。
しかし、私の部屋は、5階で隣も下も誰も住んでいません。
しかも一人だけでなく、少なくとも5人以上の人が叩いているようなのです。
怖くなり、震えながら布団にくるまっていました。
気を失っていたように眠っていたのか、4時頃に目覚めました。
夢だったのかと思い、カーテンを開けると、窓のガラスには、
真っ黒の手形が一面についていました。