相部屋のお婆さん:夏休みの帰省
相部屋のお婆さん:30代女性の体験談
入院していたときの話。同じ病室にはお婆さんが入院していました。
このお婆さん、入院した直後は普通に会話も出来ていたのに、
入院してから数日で様子がおかしくなりました。急に叫び出したり、
食事を投げたり、自分で点滴を抜いて血を垂らしながら歩き回ったり…
入院したストレスと病状の悪化で認知症の症状が出ていると聞きました。
怖くて仕方なかったですが他に部屋が空いておらず、そのお婆さんとの
相部屋が続きました。
ある日の夜中、ふと目を覚ますとそのお婆さんが私の顔を覗き込んでいました。
恐怖で動けずにいると、そのお婆さんは「この病室には悪いものがいるから、
はやく部屋を変わりなさい」と言い、自分のベッド戻って行きました。
すぐにナースステーションに行き看護師さんにその出来事を伝えました。
看護師がお婆さんの様子を見に行くと、お婆さんは亡くなっていたそうです。
その後、すぐに病室を変えてもらいましたが、
入院中は怖くて仕方ありませんでした。
夏休みの帰省:30代女性の体験談
今から3、4年前の夏休みに、息子と2人で実家に帰省していました。
兄夫婦も帰省していたので寝る部屋がないということで、
私と息子は仏壇のある床の間に、2、3日寝ることになりました。
私の両親も兄もこの実家に住んでいて、何の心霊体験もなかったのですが、
床の間に寝るのは何となく、怖いなぁ、、、と心の中で思っていました。
その夜、11時頃布団を敷いて、ゴロゴロしていたのですが、そろそろ寝ようか?と、
電気を消して10分後くらいに早口で喋る子供達の様な声がはっきり聞こえたのです。
私も息子も同時に「怖いー‼︎」と、布団から飛び上がりました。
この家に子供は息子だけでした。