不可思議な金縛り:
不可思議な金縛り:30代女性の体験談
子供の頃から現在に至るまで、よく金縛りにあう体質だが、
金縛りの症状そのものは身体の疲れからくるものだと自覚しており、
誰かが上に乗っているだとか、何かが見えるだとか、
そうしたいわゆる霊的な経験は一度も無かった。
しかし2年程前、疲れきって昼寝をしていて、いつものように金縛りにあった時、
何処か遠くで、ごく小さい声でゴニョゴニョと何者かが喋っている声が聞こえた。
それはとても高い声で、テレビでよく見かけるプライバシー保護の音声に
よく似ていた。
ずっとゴニョゴニョ喋っていると思ったら、次第にその声は集団になって
どんどん自分に近付いてきた。
もちろん部屋には自分しかおらず、その時は家の者も全員外出していた。
何を言っているのかはてんで分からないが、たしかに言葉のようなものを
早口で発していた。
だんだんと怖くなり、早く目を覚まさなくてはと必死で体を起こそうとし、
どうにか目を覚まして事なきを得た。
今まで人生でゆうに100回以上は金縛りにあってきたが、
あのような恐怖を感じる不可思議な金縛りにあったのはただの一度だけ。
不可思議な金縛り:20代男性の体験談
夏のある日の夜中、ふと目が覚めたのですが身体が全く動かない。
でも、目は動くし頭も冴えている。
あぁ、これが金縛りってやつなのかと思っていました。
そして程なくして、ガチャンという音がしました。
隣の部屋に住んでいる人が帰ってきたのかな?と思っていましたが
続けて足音が聞こえてきました。
でも足音なんていつも聞こえないよな、と思いました。
しかし結構大きな音がして、よくよく聞けば自宅の廊下から音が
してる気がしました。
あれ、誰かはいってきた?鍵閉め忘れてたのかな…と思い寝たふりをしていました。
すると足音は消えて自分が寝ている部屋のドアが勝手に開きました。
やばいやばい、誰かきた、どうしよう!?と思いとりあえず薄目をしていました。
でも、そこには誰もいません、あれ?と思ったら突然、身体を何かが
突き抜けるような、そんな感覚がありました。
そこで、金縛りがとけ、動けるようになりました。
あれは一体なんだったのでしょうか。