心配なつむくま

ホラー・怖い系が好きで、ホラー映画、ホラーゲーム実況、心霊体験談などを中心にブログ掲載しています。たまに旬なニュースの感想なども。

夏目アラタの結婚の映画が楽しみ

昨日は丸の内ピカデリーまで復活上映の推しの子 Mother and Childrenを観に行ったのですが、その際に夏目アラタの結婚の映画宣伝が。

全く知らない作品だったのですが、ちょっと気になって、UNEXTで検索したら3巻まで無料だったのでとりあえず読んでみたら、結構面白くて昨日・今日で12巻まで購入して一気に読んでしまった。

作品自体もそこそこおもしろかったのもあるけど、若干間延びした感がある作品だったから、12巻まであるけど映画でスピード感を持って描くほうがより面白いかもしれない、とちょっと期待している。

 

『夏目アラタの結婚』は、児童相談所に勤務する夏目アラタが連続バラバラ殺人事件の容疑者である品川真珠と繰り広げるサスペンスミステリーです。物語は、児童虐待の相談員であるアラタが、担当する少年から「父を殺した犯人に会って欲しい」と頼まれたことから始まります。アラタは、少年の父親の遺体の一部が未だ見つかっていないため、真珠と面会することになります

 

アラタは面会で真珠の気を引くためにとっさに「俺と結婚しよーぜ」と口走ります。この言葉がきっかけで、真珠はアラタに興味を持ち、次第に二人の間に複雑な関係が築かれていきます。真珠は、かつて「品川ピエロ」と呼ばれた連続殺人の容疑者であり、その容貌や不気味なピエロ姿から世間の注目を集めていました

 

物語が進むにつれ、真珠が殺人を犯したのかどうかが焦点となり、アラタは彼女の無罪を信じるようになります。真珠はかつて虐待を受けていた過去を持ち、その経験から他者に対する不信感と憎悪を抱いていました。一方で、真珠の弁護を担当する宮前光一は、彼女が無罪であると信じ、自らの過去の経験からも彼女を助けようとします

 

アラタは次第に真珠に惹かれていき、彼女の心の闇を理解しようと努力します。真珠もまた、アラタとの関係を通じて次第に心を開いていきます。物語のクライマックスでは、真珠が三島正吾を殺害したことが明らかになり、彼女は3件の自殺幇助と1件の殺人の罪で懲役12年を受けます。模範囚として過ごした真珠は9年後に出所し、再びアラタと再会します

 

最終的に、真珠はアラタと一緒に生活を始め、物語は二人が再び結ばれるハッピーエンドで幕を閉じます。この物語は、真珠の狂気と愛情、そしてアラタとの複雑な関係を描いたサスペンスミステリーであり、多くの読者を引きつけています​