心配なつむくま

ホラー・怖い系が好きで、ホラー映画、ホラーゲーム実況、心霊体験談などを中心にブログ掲載しています。たまに旬なニュースの感想なども。

恐ろしい異世界に一緒に迷い込んでしまいました:サイレントヒル(2006年)

サイレントヒル(2006年)

基本情報

配給:松竹

監督:クリストフ・ガンズ

出演者:ラダ・ミッチェルショーン・ビーンローリー・ホールデンデボラ・カーラ・アンガー

 

 

映画の概要

シャロンは夜になると「サイレントヒルに帰る!」とうなされるようになり、

その後行方不明になってしまう。

母親のローズはシャロンを探し出す為サイレントヒルへ向かうが、

そこは現実世界とは違う異世界だった。

 

突然鳴り響くサイレン、そのサイレンが鳴ると恐ろしい何かが現れてきます。

恐ろしい異世界から娘を連れて家に帰る為に、サイレントヒルの闇に

立ち向かっていくローズの闘いが繰り広げられていきます。

 

映画の感想

同名のゲームの実写版の映画で、ゲームが面白かったので映画も見てみました。

ゲームとの違いは多少ありますが、とてもいい感じに実写化されています。

 

突然サイレンが鳴り響くと身の毛もよだつようなモンスターだか

ゾンビのような得体の知れない何かがうごめき始めるのですが、

これがすごく恐ろしい姿でいかにもホラーゲームに出てきそうな形態の

「なにか」で恐怖を盛り上げます。

 

サイレンが鳴りだすと見ているこっちもドキドキし始めてしまいます。

グロいのが苦手な人は見ない方がいいかもしれません。

ローズが娘を探しながら街で出会う人達も不気味で意味が分からない恐怖。

自分があんな世界に迷い込んだら気が狂ってしまうかもしれないと思います。

 

映画の雰囲気として霧に包まれたような不思議な異世界

とても綺麗に描かれていてその静けさと綺麗さが

逆に恐怖心を高めていると思いました。

 

ゲームの方はグラフィックの完成度がまだ今ほど高い時代ではなかったので

映画だからこその映像の効果を感じました。

パラレルワールド的な世界観の作品は途中位置関係を

考えてしまう事が多いのですがこの映画はラストまでは

パラレルワールドであることに気付かずに見れてしまい

ラストになって初めてその複雑さに気付かされます。

 

もちろんゲームをした人は楽しめる映画ですが、

ゲームをしていない人でもじゅうぶんに楽しめる

深いストーリーと設定になっていると思います。

 

安堵感と恐ろしさが同時に味わえるラストがたまらなく印象に残っています。

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