廃棄前提おじさんで話題の旅館はどこ?
昨日の話題のツイート
『よりかね けいいち@子どもに伝えたいIT/メディアリテラシー(noteサークル)』(@k_yorikane)さんのGo toトラベルキャンペーンを利用し、万座温泉の旅館を利用した方の食事の量が多かったというツイートが話題になっています。
8月13日9時現在では、3.7万リツイート、8900いいねとなっています。
いいねに対するリツイートの比率からも、この件について批判的に捉えている人が多そうな事が予測されます。
また、『廃棄前提おじさん』のキーワードがトレンド入りしています。
Go Toでちょっと高い旅館に泊まったら、大失敗。出てきた夕食がこれ。さらに天麩羅とごはん、お吸い物。多すぎて到底食べきれない。シニア層がメインターゲットのはずなので、つまり廃棄前提(としか思えないし、実際にかなりの廃棄が出ているはず)。不味くはないけど、体験価値としては…… pic.twitter.com/hw3xsCQTfM
— よりかね けいいち@子どもに伝えたいIT/メディアリテラシー(noteサークル) (@k_yorikane) 2020年8月10日
万座温泉の旅館はどこ?
調べてみると万座温泉で夕食をバイキング以外で提供している旅館は少なく、万座亭、豊国館、湯の花旅館が該当のようですが、万座亭以外の2軒は家庭的な料理を売りにしているようで、今回のツイートの画像と比べると『万座亭』が一番近いように思われます。
Twitter上でも万座亭ではないか?とする声が多いようです。
例のアレ、十中八九、万座亭さんなんだが、料理や温泉はSランクなのに、値段自体はシーズンを外したらひとり6千円クラスでこれだからな。とんでもねえ神の旅館だぞ。 pic.twitter.com/6qYHN0Md3N
— ぬいぬい (@damdamsukisuki) 2020年8月12日
なぜ炎上したのか?何が炎上したのか?
ツイートされた内容は以下のとおりです。
『Go Toでちょっと高い旅館に泊まったら、大失敗。出てきた夕食がこれ。さらに天麩羅とごはん、お吸い物。多すぎて到底食べきれない。シニア層がメインターゲットのはずなので、つまり廃棄前提(としか思えないし、実際にかなりの廃棄が出ているはず)。不味くはないけど、体験価値としては……』
旅館の食事の量について文句を言った内容で、第三者から見て愉快な内容ではありませんが、あくまで個人の感想とも捉えられる範囲と思いますが、
- 旅館の好意に対して批判するべきではない。
- 廃棄を避ける方法はあったのではないか?(事前に旅館に伝える等)
- そもそも食べきれないほど多くはないのでは?
- アカウント名称に『子どもに伝えたいIT/メディアリテラシー』とあるが、リテラシーがないのではないか?
といった点で批判を集めているようです。
ちょっとした事で燃えてしまうネットでありがちな状況のようですが、犯罪行為等が絡む訳でも一切ないので、鎮火も早いかもしれません。
難しいネットリテラシー
今回の件の流れの中で、以下のようなツイートもされていました。
こちらも13日9時段階では、3500近いリツイートと4500を越えるいいねが集まっています。この流れの中では注目されたツイートの一つだと思いますが、このツイートこの後にご本人も訂正されているように事実ではありません。
美味しいもの大好きだから書く。
— きり茶話ー🍺隠キャ (@kirisour) 2020年8月12日
昨日の「旅館の料理」の人、「廃棄前提おじさん」と呼ばれててトレンドにもなってて笑った。
あと、件の旅館、半年先まで予約が一杯になったらしい。#万座亭
以下が、このツイートに返信で追加されたツイートです。
今、公式サイトの空き室カレンダー見てきましたが、お部屋によってはまだまだ空き室がありました!
— きり茶話ー🍺隠キャ (@kirisour) 2020年8月12日
実際にこの旅館(万座亭)のホームページで空き情報を見てみると半年先まで満室どころか今日、明日でも宿泊は可能な状況です。
しかし、この情報は炎上と組み合わせて、『料理が多いと批判された旅館が半年先まで満室に』と話題になり、別のツイートへと派生していっている状況です。
今回のような内容であれば、自分でホームページをみれば確認も可能ですが、一つ一つの話題について全て調べている時間もない事もあって、たくさんの情報の中から正しい情報を見つける事は難しいものです。
また、内容によっては自分自身で真偽を見極める手段がない事もあるかと思います。
自分自身の得た情報は事実か、事実と確認は取れていないものかは冷静に判断し、活用していく事はとても大切です。
特に今年以降、小中学生も学校で一人一台のパソコンを順次、配布されるいく事になり、オンラインでの学習機会も増えていく中では、全ての情報が正しい訳ではないという事を理解した上で活用する事が求められそうです。
更にリテラシーが問われる状況に
続報について以下に記載しています。