心配なつむくま

ホラー・怖い系が好きで、ホラー映画、ホラーゲーム実況、心霊体験談などを中心にブログ掲載しています。たまに旬なニュースの感想なども。

二回以上は見てしまう贅沢なホラー:シックス・センス(1999年)

シックス・センス(1999年)

基本情報

配給:東宝東和

監督:M・ナイト・シャマラン

出演者:ブルース・ウィリスハーレイ・ジョエル・オスメントオリヴィア・ウィリアムズ

 

 

映画の概要

主人公は優秀な小児精神科医のマルコム。

彼は、昔治療していた患者ヴィンセントを救えなかったことを

後悔し続けています。

そして、ヴィンセントに似た情緒不安定な少年コールを見つけ、

今度は救ってあげようと努力するのでした。

 

映画の感想

全体的に暗い雰囲気で、ホラーだ映画ということだけで

避けて見てない人は損をしています。

 

この映画は2回以上必ず見たくなり、その都度新しい発見をします。

私も3回見ていずれも大泣きしました。

 

まず、いつも何かに怯えている情緒不安定な少年コール役の

ハーレイ・ジョエル・オスメントの演技が素晴らしい。

 

母親からしたら、離婚したから私を困らせているんだと

思わせる言動や行動を繰り返します。

注意するとその倍以上、いたずらの範疇を超えたことをします。

そして話し方もちぐはぐだらけ。

 

最初私もなんて鬱陶しい子供だろう、

困り眉に騙されないぞと思ったぐらいです。

ブルース・ウィルス扮する小児精神科医マルコムがコールを救ってあげようと

意気込むのも、彼の症例を解決することによって自分罪悪感の払拭にもなるし、

プラスになると考えたんでしょうね。

 

マルコムもまた、あんなに仲良かった妻と家庭内別居のような形になり

孤独を味わってます。

同じ孤独感を持つ者同士、引き寄せられたような感じがしました。

 

コールの悩みが分かった途端、急なホラー展開に突入し、

悲鳴を上げそうになりました。

そりゃ、怯えるわ。

幽霊がリアルに見えすぎる。

彼らは日常生活の合間に急に現れ、驚かせます。

 

本気で幽霊が見えなくて良かった安堵しました。

これまでに見たどんな映画よりも、こわい幽霊の描写です。

マルコムがコールにアドバイスして解決していく中、

母親との語らいの時はすごく泣きました。

盛り上がり方もすごく、もっと早く言ってくれたらいいのにと

母親でなくてもコールを抱きしめたくなります。

 

そして良かった良かったと思った後、冒頭の意味が分かり、

もう1回見ようというループに落ちる贅沢な映画でした。

 

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング