忘れ物:30代女性の体験談
高校時代、部活帰りに忘れ物をしたことに気づき友人と一緒に3階の教室へ戻った。
夜で暗く、階段の所にある窓から野球部のライトの明かりが差し込んでいた。
忘れ物を手にし、3階から階段を降りている途中、階段横の壁に影が走った。
一瞬自分たちの影かと思ったがよくよく考えると、
前にある窓からライトの明かりが差し込んでいるので自分たちの影は
確実に後ろにしかできないはず。
それなのに影は私と友人の真横から前に向かって走った。
気づいたときは恐怖で、急いで下駄箱に向かいドアを開けようとするも、自
分たちが入った後に鍵がかけられていて、
そこからは出られず、慌てて職員室側へ向かい、走って校舎を出た。