心配なつむくま

ホラー・怖い系が好きで、ホラー映画、ホラーゲーム実況、心霊体験談などを中心にブログ掲載しています。たまに旬なニュースの感想なども。

コメディ有りの爽快ホラー: チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(1998年)

チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(1998年)

基本情報

監督:ロニー・ユー

キャスト:  ブラッド・ドゥーリフ、ジェニファー・ティリー

映画の概要

 

おしゃべりする悪魔の人形、チャッキーが人間を襲い、暴れだす

ホラーシリーズ第4弾。

 

前回の惨劇の後、バラバラになっていたチャッキーは人間時代の恋人、

ティファニーによって復元される。

 

ティファニーはチャッキーの生前、プロポーズされるものだと思っていたのだが、

勘違いだと知り、チャッキーを閉じ込める。

 

すると、なんとチャッキーはティファニーを殺害。

その後、彼女の魂はウエディングのレスを着た人形へと乗り移り...。 

 

映画の感想

ホラーという括りですが、むしろコメディ有り、笑い有りで思わず何度も

笑ってしまいました。

 

ティファニーが殺されてしまう展開には驚きましたが、

チャッキーのキャラクターが吹っ切れていて、さらに人形に憑依したティファニー

振り切っていて2体の人形の掛け合いはとても面白いです。

 

青年、デヴィッドとジェシーの駆け落ちにチャッキーとティファニーが便乗し、

車での移動中も大暴れ、パトカーを爆破するシーンには思わずハラハラしました。

 

何だかんだでチャッキーとティファニーがラブラブなシーンを披露したり、

大喧嘩で殺戮を始めたり、最後にはティファニーが出産をしたり...。

 

あり得ない展開ばかりですが、散りばめられているギャグやジョークが爽快で

とても楽しめます。

 

特に、ティファニーがチャッキーと一夜を共にする際、「あなたゴムは?」と

聞かれて、「俺を見てみろ、俺は全身ゴムだぜ」とニヒルに答えるシーンには

爆笑必死です。

 

ティファニーのキャラクターも、ただの殺人狂ではなく、

結婚に夢見る可愛い乙女ということもあって見ていて嫌な気持ちになりません。

 

チャッキーも、前作とは違って彼女を愛しているんだろうな、

と思わせる描写によって余計に憎めないキャラクターになっています。

 

ラストでティファニーが出産したシーンでは、続編を思わせて

とてもワクワクさせてくれます。

 

オチも含めてB級でもありますが、爽快感が欲しい方には是非見て欲しい作品の

一つです。

  

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美少女テンテンと少年達、キョンシーとの戦い:幽幻道士(1986年)

幽幻道士(1986年)

基本情報

 

 

映画の概要

大昔ですが数々ある中のキョンシーシリーズ作品幽幻は4まであり、

 

美少女テンテンと少年達がキョンシーと戦う。

 

親方がキョンシーに殺され、親方自身が凶暴キョンシーになってしまうシリーズ1で

 

最初に登場するベビーキョンシーは可愛らしくて怖い場面が多い中、

 

所々の登場に癒される

 

映画の感想

昭和の映画で当時の小学生達に大人気だった作品

 

男子はテンテンに女子はベビーキョンシーや チビクロ、トンボに夢中になった

 

金おじいさんはおじいさんなのにアクションが出来て かっこいい

 

実際おじいさん役の金氏はまだ50代前半だったから動けるのは後で知ってたのだが、

 

当時は凄いと驚いた(笑)

 

シリーズは4作品あり、個人的には一番最初が 一番アクションが凄いかっこいい

 

と思う

 

実は俳優がシリーズで変わっている

 

チビクロ役は1と4が陳くん、 2と3がアンアン ちなみにアンアンは4では

 

チビクロ役でなくて アンアンとして登場している

 

トンボ役の同村くんは2、3、4に出演していて 1には出演していない

 

美少女テンテンは初期7歳だが7歳とは思えない 色気があり

 

今思えば年上男子が夢中になる理由が この作品を見るとよくわかる

 

ベビーキョンシーは可愛いが2シリーズでは ヒール役でスイカ頭が…

 

になった原因の張本人だ

 

しかし、ベビーキョンシーがなぜベビーキョンシー になったのかの

 

エピソードは悲しい出来事である

 

余談だが、子供時代にこの作品を見た時に 中国は車がなくて死んだらああやって

 

キョンシーに して自分で歩かせる

 

正確にはジャンプ のかと本気で思った子供は結構いたかもしれない

 

親方キョンシーの俳優さんのアクションは 見所の一つ。

 

この方は俳優だけでなく、アクション振り付けの 担当もされているようだ

 

あとこれは当時のこの作品を見てた人は知ってる 事だと思うが、

 

テンテンとスイカ頭は 本当の兄妹である

 

  

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実はホラー?いやパニック映画??:ゾンビ(1979年)

ゾンビ(1979年)

基本情報

配給:日本ヘラルド映画

監督:ジョージ・A・ロメロ

出演者:デビッド・エンゲケン・フォリースコット・H・ライニガーゲイラン・ロス

 

映画の概要

生きた人間に襲い掛かり食べて行く死体。原因不明のゾンビの俳諧の中

人間たちの生き残りをかけた闘争が始まる。

 

どこへ逃げれば安全なのかなぜこのようなことが起きているのかは全くわからない。

 

果たして生き残ることができるのか? 

映画の感想

 まずオープニングからパニック映画の様相で始まる。

 

テレビのスタジオでこの現象の特番が行われています。

 

随所にこのテレビ番組の内容が映し出されますが、その光景はまさに

 

コロナ過のワイドショーを彷彿とさせるホラー映画というよりは、

 

パニック映画的な雰囲気の映画となっています。

 

初めはある街での人を食う人間?の出来事から死体が人を食らうことがわかってきて

 

人を食らう死体を葬るには頭を打つことしかないこともわかってくる。

 

死体は無敵ではなく頭がないと文字通り死体になってしまうことも

 

それに対する対策としてあるのもほっとする部分だと思います。

 

主人公たちも逃げるのをやめ、ショッピングセンターに立てこもることを

 

決意しましたが恐怖の中のひと時の安らぎのような展開も

 

ただの怖がらせ映画とはちょっと違っていて面白いです。

 

その平和なひと時も限界が来ます。

 

暴走族風の集団に見つかりゾンビだけでなく人との戦いとなります。

 

そしてその後、ゾンビたちもショッピングセンター内に徘徊するようになり

 

どんどんと主人公たちは追い詰められていきます。

 

仲間も一人ずつ減っていきます。

 

その仲間との別れも秀逸に時間の流れを映画に映しこんでいるところは

 

秀逸だと思います。

 

果たして主人公たちはどのように逃げるのか?はたまた全滅なのか最後まで

 

目が離せません。

 

結末は皆さんで確認してほしいと思う名作ですが、結末を見た後ぜひとも

 

エンディングまできちんと見てほしいと思う映画です。

 

個人的にはパニック映画とも取れる内容と物語終了後、

 

きちんと後味を整えているような作りのエンディングなど

 

この後ゾンビ映画が作られていく中でも今でもきちんと楽しめる映画だと思います。

 

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結局、一番怖いのは・・・:キャリー(1976年)

キャリー(1976年)

基本情報

配給:UA

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演者:シシー・スペイセクパイパー・ローリー

 

映画の概要

1976年公開のアメリカ映画。スティーヴン・キング原作。

ブライアン・デ・パルマ監督。シシー・スペイセク主演。

今でこそそうそうたるメンバーが集結という感じですが、

当時『キャリー』はスティーブン・キングのデビュー作。

ブライアン・デ・パルマ監督もこの映画のヒットで名が広まりました。

 

世の中はオカルトブームで、多くのホラー映画の予告が

テレビコマーシャルから流れていたころです。

 

映画の感想

子供の頃は、ホラー映画が見られませんでした。

 

怖い、というよりも気持ち悪くて、テレビCMの予告ですら

嫌で目を背けていました。

 

でも、やっぱり怖いもの見たさもあり、ある程度大人になってから

『キャリー』を見てみました。

 

見た目のさえない内気な女の子、キャリーは同級生にいじめられています。

ぬぼーっとしていて、たしかにイラっとする存在です。

 

高校生なのに生理も知らず、ある日初潮を迎えて大パニック。

ますますいじめられてしまいます。

 

彼女の母親は今でいう毒親なのでしょうか。

「私はそんなもの(生理)はなかった。」と言い張り、キャリーの話を

まともに聞きません。

こんな母親と二人暮らしなんてキャリーがかわいそうに思えてきます。

 

その後、学校ではプロムと呼ばれるパーティが開かれます。

キャリーはイケメン君に誘われ、一緒に行くことに。

口紅を塗って、肩紐の細い白いドレスを着て、さえないと思っていたキャリーも、

金髪だし色白だし、なかなか素敵な女の子になっていきます。

 

会場でもドレスをほめられ、はにかみながら笑顔を見せる姿が

普通の女の子でかわいくみえてきます。

 

しかし、このプロム会場でもいじめっこの罠が仕掛けられていました。

ベストカップルを選ぶ際に投票用紙がすりかえられ、キャリーたちが

ベストカップルに選ばれます。

 

何も知らないキャリーが壇上で笑顔いっぱいの瞬間、なんと豚の生き血が

降ってくるのです。

 

ドバーーーっと。

 

そしてイケメン君の頭にバケツがゴーン。ギャグ?会場は嘲笑の渦。

金髪も白いドレスも生き血で真っ赤なキャリーは茫然。

そこからは混乱したキャリーの超能力が暴走。

 

会場が惨劇の館と化します。

 

結局、キャリーも会場の人々も母親も全部死んで、生き残った一人の女子学生が

いるのですが、この子も最後まで許されるわけではないのです。

 

このラストシーンは必見です。

 

それにしても、この映画の何が怖いって、キャリーの超能力よりも

とにかく人間が一番怖いと改めて思いました。

 

生き血を手に入れるために養豚場で豚を殺すとか、アメリカのいじめっこの

えげつなさに震えます。

キャリーのいうことには耳を傾けずひたすら自分の信仰を押し付け

支配する母親も恐ろしい。

 

キャリーのような超能力を持ってなくても、爆発しそうな人はいるのではないか、

と考えてしまいました。 

 

 

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サイコホラーの傑作:エスター(2009年)

エスター(2009年)

基本情報

配給:ワーナー・ブラザーズ

監督:ジャウム・コレット=セラ

出演者:ヴェラ・ファーミガピーター・サースガード、イザベル・ファーマン

 

映画の概要

 

子どもを流産で亡くしたケイト(ヴェラ・ファーミガ)と

ジョン(ピーター・サースガード)夫妻は、養子を取るために地元の孤児院を訪問。

 

そこで出会ったエスター(イザベル・ファーマン)という少女を養女として

迎え入れるが、次々と不可解なことが夫妻の身に襲いかかる。

 

映画の感想

 

エスターは、私が今まで見てきたサイコホラー作品の中で一番スリリングな

作品だと思います。

 

物語の構成の素晴らしさとミステリー要素もありただのホラー作品ではありません。

ミステリー好きの方にもオススメできるしっかりした作品です。

 

ちょっとイラッとしたポイントは、ジョンがエスターの奇行に全く気づかずに

鈍感すぎるところです。

 

エスターは良い子だ。

疑い深いケイトがどうかしているみたいな雰囲気になっていたので、

ケイトが可哀想でした。

 

男の人って本当におバカですよね。

 

印象に残ったシーンは、ラストシーンのケイトがエスターに追い詰められるシーンは

心臓が飛び出るほど迫力がありました。

やはり母は強しですね。

ケイトのたくましさに惚れました。

 

映画のラストで、実はエスターは33歳だとわかったとき全ての違和感と

今まで感じていた矛盾が解決されました。

 

主人公の女の子はよくこの難しい役を演じ切ったなと関心します。

 

エスターだけでなく、難聴の末っ子マックスを演じた女の子も本当に難聴なのかと

思うくらい上手かったです。

 

すごく楽しい作品で大満足だったのですが、私はちょっとエスターの

置かれている環境が複雑すぎて、少しエスターに同情してしまいました。

 

不気味がられて誰にも愛されない人生って辛くないですか。

 

もしエスターの続編を作るとするならば、エスターがこれまでどんな人生を

歩んできたのか、どうしてこのような人格が形成されたのかエスター視点で

作品を作って欲しいです。

 

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観れば観るほど面白い傑作映画:羊たちの沈黙(1991年)

羊たちの沈黙(1991年)

基本情報

配給:オライオン・ピクチャーズ/ワーナー・ブラザース

監督:ジョナサン・デミ

出演者:ジョディ・フォスターアンソニー・ホプキンス、スコット・グレン、テッド・レヴィン

 

映画の概要

若手の女性FBI捜査官クラリスが、猟奇殺人の事件を追うなか、

刑務所に収容中のシリアルキラーであり猟奇殺人者でもあるレクター博士

事件の犯人を突き止めるよう助けを求める。

 

レクター博士は自身も殺人鬼であることから、殺人を行う犯人の心理を理解している。

 

クラリスと、他者の心理を巧みに操るサイコパスレクター博士との

駆け引きが見どころ。

映画の感想

この映画を初めて観たときは、衝撃的なシーンが印象深かったのを覚えています。

 

他のホラー映画ではあまり感じられない、体がぞくぞくさせられるような

スリルな刺激を味わえました。

 

映画を観た後はしばらく余韻に浸り、ドキドキが止まらなかったのですが、

なぜかまた観たいと感じたんです。

 

二度目にまた映画を観たときに、その理由がわかりました。

二度目は落ち着いて映画を楽しめたため、今度は体で感じるのではなく

精神的にくる刺激をじわじわ感じられたのです。

 

とくに、新人FBI捜査官のクラリスの心理を巧みに会話で操ろうとする

レクター博士とのやり取りは、非常にうまくできているセリフだとわかります。

 

身近にいないだろうけど、いないとも言い切れない絶妙なキャラクター設定や、

それを演じる俳優たちのこと細かな詳細まで目を向けることができるので、

さらに映画が好きになりました。

 

実際わたしは5度ほど観返しているのですが、毎回心理的に迫ってくる

興奮を味わえるとともに、レクター博士や事件の犯人の恐ろしさと彼らの心理は

どうなっているのかという好奇心にかきたてられています。

 

この映画は1991年に公開されましたが、現代の映画に劣ることのない味があります。

 

シリーズ化されましたが、やはり正直他のシリーズよりもずば抜けておもしろいのが

羊たちの沈黙です。

 

好きな映画を聞かれたら、この映画だと答えるのですが、

羊たちの沈黙を観たことのある人はだいたい「いい映画だよね」と話すほど、

観ても損はしない映画だと思います。

 

観たことのない人にはぜひおすすめしたいです。

 

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無駄がない純粋な王道和風ホラー:こっくりさん 本当にあった怖い話(2007年)

キャビン(2007年)

基本情報

監督:福田陽平

出演者:大久保麻梨子長崎莉奈

 

   

映画の概要

ある日、女子高の教室で生徒が惨殺されているのが発見されました。

 

彼女を殺した犯人は彼女と仲が良かった少女でした。

 

一体彼女達の間に何が起きたのか謎は深まるばかりです。

この事件を追い、調査するテレビリポーターの彩は被害者と犯人の共通の

友人である千世から話を聞くことになります。

 

千世によると犯人は自分の意志で殺したわけではなくて、

こっくりさんに憑りつかれたせいだと話します。

 

そこから彩は真相を突き止めるため独自に捜査に乗り出していきます。 

映画の感想

仲の良い女子高生同士が犯人、被害者という殺人事件に報道陣は騒ぎ立てます。

 

彩もそんな報道陣の1人であり、脂の乗って来たテレビレポーターです。

 

自局の協力を得ながら、事件の真相を突き止めるために奔走していく彩の姿は

とても真摯に、リアルに表現されています。

 

息遣い一つさえ焦りが滲んでいて演技力が高いなと感じます。

 

被害者と犯人の共通の友人である千世の話を聞き『こっくりさん』の存在を

より深く真剣に調べようと試みる彩。

 

千世とのやりとりの映像の中に『こっくりさん』らしきモノが映りこんでいたり、

テレビ局の仲間が先輩を何故か殺したり、

(恐らくこっくりさんに憑りつかれたからだと推察する)

 

様々な普通ではあり得ない出来事を経験していく彩は、

もう『こっくりさん』を解き明かすのはただのテレビ局の特ダネを通り越し、

自分の最重要の使命に位置づけられるようになっていきます。

 

更には、過去『こっくりさん』と対峙しながら生き、

しかし未だなお入院中の男性に話を聞きに行ったりと危ない橋を渡ることを

厭わない彩の姿は、まさに報道関係者として、人としての鑑に見えます。

 

彼女は調べていくうちに『こっくりさん』の正体が、

昔学校でいじめをきっかけに、結果的に死んでしまった女の子の霊だということが

判明します。

 

そのことに彩は動揺します。なぜなら彩は昔、いじめを止めることの出来なかった

過去を持っていたからです。

 

このような回想シーンも主人公イコール絶対正義という訳ではなく、

どこか人間らしさを感じられて好きな作品です。

 

結末を言うとネタバレになってしまうので言えませんが、

最後はお世辞にもグッドエンドとは言えません。

 

しかし、そこに至るまでの過程が中だるみと感じるシーンもなく、

楽しく見ることが出来ました。

 

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